大阪市職業リハビリテーションセンター
【2023年度ワークアドバンスト科修了生の体験談です】
職リハに来て1年間の変化について振り返りたいと思います。
職リハに入るまでは特に目標もなく、周りに流されて生きている平凡な人間だと思っていました。
前職を退職して、何となく就職活動をしていましたが、就職が決まらずにいて、支援機関の人に職リハを勧められて、とりあえず試験に受けてみようと思ったのが理由です。
顔見知りの指導員の人がいたのも大きかったです。
今まで自分は特に得意なことはない人間だと思っていましたが、職リハに通い周りの人を見て、PCをほとんど触った事がない人もいて驚きました。そういった意味で周りと比べて、自分のPCのスキルや知識があるのだと思うようになりました。
苦手な人に教えたりすることも挑戦して、変わったように思います。
安心したという気持ちが大きかったです。
事務職として働いた経験はないので、就職先が決まるか不安でしたが、実習に行って環境・仕事にも慣れていけたので少し自信になりました。
普段は頑張りすぎないように心に余白を持つように心掛けました。
何事も6割ぐらいで良いという考え方でゆとりをもっていくことが大事だと思います。
実習でも”失敗して当たり前”と思うようにしました。そう思うことで緊張することはなくなると思います。同じ失敗はしないようには心掛けましたが…。
面接に行くことがあっても、“通ったら当たり”くらいの気持ちで挑むことが良いのではないでしょうか。
最初の数か月はコミュニケーションをあまり積極的に取ることもせずにいました。
自分自身、全体の会話でも少し後ろの方で聞いて、混ざらない事が多かったですが、夏以降、自然と会話に入ることも出来てきたかと思います。
修了文集では、自分の意見を出してみたり、話をまとめたりして、思っていることを出すようになりました。
一年間通して楽しく過ごせたのは、皆さんが優しくコミュニケーションを取ってくれたおかげかなと思います。ありがとうございました。
講義を通して自分自身の得意な事や苦手な事が認識できると思います。
PCが得意な人にとっては少し退屈な講義もありますが、それも自分の得意なことを理解できるものだと思います。
困った時は言っていいのか不安になると思いますが、指導員は親身になって相談に乗ってくれますし、何か解決策を示してくれます。
自分の考え方とは違うことも示してくれるので相談するといいと思います。
講義を受けてみて、自分のやりたいことや挑戦したいことを言ってみると良いと思います。
色んなことに挑戦して自分の個性や特性を理解して就職に向けて頑張ってください。
ワークアドバンスト科 16期生 K.O