大阪市職業リハビリテーションセンター

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ワークアドバンスト科 訓練生のつぶやき
訓練を振り返って

入校当時のわたし

わたしは入校前、3カ月ごとに転職を繰り返していたこともあり、早く就職しなければならないという焦りの気持ちと、就職後に長く勤められるのかな、またすぐ辞めてしまうのではないか、という不安でいっぱいでした。

入校後は、カリキュラムをこなしながら日々過ごしていくうちに人との接し方の問題点や作業に対する自分の傾向などに徐々に気付かされていきました。

初耳、アサーティブ

カリキュラムにアサーティブという科目があるのですが、わたしは入校するまでアサーティブという単語を一度も聞いたことがありませんでした。

アサーティブは自分の考えや思い、相手の考えや思い、両方を尊重したコミュニケーション方法です。カリキュラムの中で過去の自分の経験と向き合い、今まで相手をないがしろにしてしまった場面や、自分の思いを押し殺していた場面などを思い返すきっかけになりました。自分がどういうふうに接する傾向があるのかを知ることで「どう接していくとお互いが気持ちよく過ごせるのか」を知ることができます。

会社という組織に入ると、人と関わることを避けて通ることはできません。自分と相手、お互いの気持ちを尊重しあうことで、お互いが気持ちよく過ごせることで就職後も円滑に人との関わるために活用ができる貴重な学びができたと感じています。

気持ちに向き合う

じっくりと自分の気持ちに向き合う時間が作れたことも、入校して貴重だと感じてます。

訓練を受ける中で、思うようにいかなかったり、理由は分からないけれどしんどいと感じたりする場面がありました。入校する前までは、なんかしんどいなと思うだけで、向き合うことはなかったように思います。

入校して指導員の方に相談に乗ってもらう機会があるのは大変ありがたいなと思いました。

指導員の方が親身になって相談に乗ってくれました。

傾向に気付く

わたしは人から教わるときに、ちゃんとやらないとという気持ちでいっぱいになります。

指導員のかたに指摘されるまで「一度に完璧に覚えないといけない」と自分にプレッシャーをかけてしまう傾向があると、気付くことができていませんでした。

また、「疲れていることを自分で気付きにくい」という傾向もたびたび指摘されました。特に「疲れていることを自分で気付きにくい」という傾向は、自分からの視点だけでなく、指導員という客観的な視点からも見てもらえることで気付けた傾向だと思います。

対策と実践

気付いた傾向をもとに、指導員の方から「ゆっくりメモを取る」「タイマーを使って強制的に休憩を取る」「場所を変えて休憩を取る」といったアドバイスをいただきました。

こうした対策を講じることで、大きく体調を崩さないようにすることができています。実習に行った際にも実践し、大きな問題もなく仕事に従事できました。

就職後も対策を続けていきたいと考えています。

しっかりとメモを取る習慣をつけています。

 

 

 

ワークアドバンスト科 訓練生 I.G