- センター通信
寒くなったり暖かくなったりと、寒暖の差がはげしい2月でしたが、みなさんお元気にお過ごしですか?
2月があっという間に過ぎ、指導センターではまもなく修了式を迎えます。
今回は、2月に行ったイベントの報告をします。
2月16日(日)の13時から16時まで、長居障がい者スポーツセンター体育館で開かれた「v-sienピック」に、訓練生3名と職員2名で参加しました。
v-sienピックは、大阪市職業リハビリテーションセンターと大阪市障害者就業・生活支援センター、サテライト・オフィス平野、職業指導センターの4施設の修了生や利用している人が、一緒に楽しむスポーツ大会です。今年、初めて行われました。
たま入れ、ラケットリレー、フライングディスク、綱引き、風船バレー、マイムマイムなど、いろいろな競技を楽しみました。
一緒に参加した訓練生の感想文です。
*****
2月16日に、I指導員とK指導員、Yさん、Kさん、そして私の5人で長居障がい者スポーツセンターに行きました。
玉入れでは、かごの中に赤色の玉を入れるのが難しかったですが、皆と一緒に玉入れをして楽しかったです。 ラケットリレーでは、卓球のラケットでボールを落としてしまうこともありましたが、最後はラケットにボールをのせて歩くのが少し難しかったです。
K指導員がフライングディスクを一番飛ばしていて、すごいなと思いました。
綱引きでは、相手チームが強かったのでなかなか勝つことができませんでしたが、風船バレーはとても楽しかったです。 マイムマイムのダンスは少し難しかったですが、緊張しました。
基礎科の時に長居障がい者スポーツセンターに行ったことがあると思い出しました。
ぜひ、長居障がい者スポーツセンターに興味がある方は、訪れてみてください。
*****
2月26日(水)15時30分から17時まで、職業指導センターが会場になり「義務教育からのキャリア教育~将来に活かす自立活動~」の研修が行われました。
この研修は、小・中学校の先生方を対象としています。特別支援教育研修会の先生方と職業指導センターも参画している認定NPO法人 大阪障害者雇用支援ネットワークが協力して企画しました。
今回は、学校卒業後に地域社会で生きる力を身につける指導のヒントを得ることを目的とし、就労前段階の施設である職業指導センターの現場を視察する研修でした。この研修を通じて、「自立活動」で身につけたい将来につながる力について先生方に考えていただく機会を持っていただきました。
現地には24人、オンラインには27人の先生方が参加しました。
研修では、就労支援の現状と職業能力開発施設について学び、職業指導センターの訓練場面を見学しました。また、訓練生3名へのインタビューも行い、彼らの経験や先生方へのメッセージを聞いていただきました。
研修後のアンケートでは次のような感想が寄せられました。
・「研修ありがとうございました。今小学校で指導している子どもが将来、様々な職場に勤めることになるかもしれないという気持ちで拝見させていただきました。最後に、3名の方の小学校時代の話が一番心に残りました。改めて学校現場での子どもとの向き合い方を考えていきたいと思います。」
・「子どもたちが(もう大人の方ですが)目を輝かせて手に仕事をつける、ということに意欲を持って取り組んでる姿が印象的でした。
その努力は、自分の強みとなって「仕事」として実り、またそれが自分の自信となっているように見えました」
・「今だけでなく近い未来から想像して関わるのが大事だなと思いました。学生さんの話とても貴重でした。」
今回の研修を通じて、先生方が学んだ内容を学校現場で活かしていただけることを願っています。